2015.04.01 Wednesday

初の定年退職・初の新卒社員

本日4月1日、わが社も新入社員2名を迎え、入社式を行いました。
辞令は、これまで通り筆書きです。筆の達人ではないですが、新人たちを歓迎する心をこめて書きました。

法人化直後から7期末までを支えてくれた経理担当が、2月末日をもって退職。わが社初の定年退職でした。入れ替わりに、2人の新人が試用に入り、ひと月たった本日から正社員に。そのうち一人は、はじめての新卒採用です。

すべての事業は、他者を想うことからはじまる。その想いを伝えることは、社会を愛で満たすこと。
「コミュニケーションを通じて社会を愛で満たす」をイッツの理念としています。

その想いに、人がかかわり、その上にまた新しい人のかかわりを重ね、少しずつ成長することで、より早く、より深く、より確実で、より驚きのある切り口で、お客さまのご期待に応えてまいりたいと思います。



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2012.06.01 Friday

ライオネスコーヒーキャンディー

「ええ!ライオネスコーヒーキャンディー知らないの!!」
たった今、私がスタッフに向かって叫びました。

社員No.C-0001の大田(名古屋出身私よりかなり下)も、フルマラソンが走れる経理の早坂(長崎出身私よりやや上)も、「なんですか?それ」っていう反応。カルチャーショックです。

年代はせておき、お菓子の思い出には、かなり地域性がありますね。
みなさんはご存知ですか?



食べたくなってきた。まだ売っているのかな…。
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2011.06.30 Thursday

ゴムの法則


「無理なことやったってダメなんだよ。『無理』なんだから。ゴムみたいに、がんばって引っ張ってもぷつんと切れるか、びよ〜んってもとに戻っちゃうに決まってるもんなんだよ」

とあるお客さまから、この言葉をいただいて以来、私はこの真理を「ゴムの法則」と名付け、人生の教訓にしております。逆に、ずっと続けられていることは、例え他人が「無理している」と言っても、「無理ではない」という評価の基準にもしています。

だから、この歳にして(←いくつかわかんないでしょうが…)、事務所泊まり込みや、徹夜があろうとも、こんな生活をもう8年くらい続けているんだから、「無理じゃない」という総括になります。できてるんだもん。問題ない。このままでオケ。

私にとって無理なこと。それは、まず、家に居て大人しくしてること。だめでした。長男出産した時は、それこそ予定日過ぎても働いていましたが、出産後は、な・ん・と、2年半も主婦しました。楽しかったですよ。赤ん坊との毎日は。離乳食に凝りに凝ったり、手作りのおやつを作ったり、手作りの絵本を作ったり、アルバムに思い出を残したり、毎日公園に行って、砂場で大規模なトンネル掘ったりね。全力でやったと思います。

でも、こどもの興味が私より外の世界に向けられるのと同じ頃に、このまま外を向いて突き進むであろう息子の世話を焼いて暮らして行くことに「なんか違う…」と違和感を覚えた瞬間、ゴムを伸ばしていた何かが離れ、びよ〜ん!と元に戻りました。でも、一度伸びたゴムだから、完全には元に戻りきらず、しばらくは、「働く母」としての生活。次男の出産時も、仕事をある程度セーブしましたが、完全な主婦期間は、半年くらいだったと思います。その後は、まったく伸ばそうともしなかったため、ゴムは補強され太くなり、いまじゃ伸ばそうにも伸ばせない、労働者となった訳です。

次に無理なこと。それは、ダイエット。これもできませんね〜。20代の頃は、「食事を減らす」ということに興味があった時期もありましたが、30代から、全くやらなくなりました。「食べたいもんを食べたい時に食らう」は、健康な食生活の基本だと思います。だから、それを我慢すると不健康になるに決まってます(きっぱり!)。例え、私が、これから、家に帰って、コンビニのモツを肴にビール飲んでやろうとしてたってです!

その代わり、筋トレはずっと続いてます。第一気持ちいい。汗かく。んで、気持ちいい。効果もはっきりわかる。更に気持ちいい。体型維持できる(20代からサイズ変わらず)ので、経済的。肩コリや腰痛なくやってこれているのも、この筋肉効果が高いと思います。

あと駄目なのが美容部門。「お肌のためには、毎日きれいに洗顔して、11時までにお布団に入って、7時間はねなくっちゃ…」無理!絶対できない。ゴム伸ばす気にもならない。「化粧水やら乳液やらエッセンスやらパックやら、潤いを補うことも大切よね…」これも無理。何度も買ってみましたよ。化粧品。美白とか、毛穴ケアとか、ハリとか、皺の防止とか、色んな効果のやつ。でも使い切った試しがありません。伸びちゃ戻り、伸びちゃ戻りの繰り返し。まさにゴムの法則。

そんな私の習性を知ってか知らずか、10代の頃からの友人で、今は取引先でもある実業家が、今年、私にとんでもない仕事を振ってきました。
「化粧品のブランディングやってほしいんだけど」
「は? あのね。私何もしてないよ。ひどい時はそのまんま寝て、化粧上塗りしてるくらいなんだけど」
「いや、あなたしかいない」

とりあえず使ってみてということになり、実際に使ってみたら、これが、ゴムじゃなかった。
思うに、私が、「無理」と元に戻ってしまう原因は、総じて、手間暇がかかること。あと、効果がわかんないこと。

それが、事務所泊まり込みの時以外は、ちゃんと続いて使えている。ボトルも何本も開けた。いや、焼酎じゃなく、エッセンスのボトル。

実は、この化粧品は、同じく「労働者」の彼女が、自分のために開発したシロモノ。石鹸で洗う・エッセンスをつける。それしかないステップは、ゴムになる原因の一つ「手間暇」をかなり省いているし、使うと確かに翌日の肌も手応えがある(キメやたるみに)のは、もうひとつの「効果がわからない」という原因を失くしている。

興味がある方は、こちらへ。ただし、発売は7月3日からです。


ま、その他にも、私の歳じゃ(←だからいくつだっつの)もっと、あんなことやこんなこともやった方がいいんでしょうが、無理でしょうね…やっぱり。

最後にこれ無理な極め付きは、「黙っていること」。いや、もちろん「聴く」は、仕事の重要なポイントだから、聴きますよがっつり。でも、プライベートな場面なんかで、もうちょっとミステリアスに黙っていられたらいいのにと思うことしきり。もう、あけっぴろげすぎ。ドアフルオープン。いやそれどころか、ドアすらないかも。

コミュニケーションにおいて、「話しすぎない」や「声高に語らない」は、実は非常に重要だったりします。以前、ベテラン教師の授業参観で、騒いでるこどもたちに注意を向けさせるため、先生が前の方の生徒に聞きとれないほどの声で話かけ、それを聞こうとして、その周囲の生徒が黙って耳を澄ませ、そのまた周囲の生徒にそれが広がって、見事に教室に静寂を取り戻す技を目撃したことがあります。

「小さな声で語られる話ほど聴きたくなる」、「言葉少なの方が説得力がある」(すでに饒舌に書いてますが、なにか?)、「説明を繰り返しても理解は深まらない(繰り返し説明しなければわからない商品やサービスはそれ自体が欠陥)」、「断定されると否定したくなる」、「強い言葉(絶対、必ず、完璧など)を繰り返すと嘘ととられる」、「声高に叫ぶほど、聴き手の心は離れる」これらは、私が日ごろ心しているコミュニケーションの法則の一部。

「黙っている」ことはできなくても、「語ること」ではなく「語りあうこと」を大事にして行きたいです。せっかく心にドアがないんだから、出て行くことばかりじゃなく、入っていただくこともできるはずです。そんな風に、私にとってゴムである「黙ってること」は、もう「無理なことと」あきらめて、リカバリーするかたちもあるのです。ミステリアスって評価にはつながりませんが、キャラがキャラなんであきらめることも肝心。

あなたにとってもゴムはなんでしょう?

ずっと、やろうと思ってできないこと。何度繰り返しても長続きしないこと。それは実はあなたの「ゴム」かもしれません。それならば、無理にそれを引っ張ろうとしないで、ゴムにならない他のやり方がないのか、考え直してみることをおススメします。

ああ!こんな時間!今日は、絶対絶対これで仕事を終わりにして、必ず必ず帰ります!

家にちゃんと帰るってのもあたしにとっちゃゴムの法則かも…。


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2011.06.20 Monday

ノヴォシビルスクからの便り

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株式会社It'sには、それはそれは、ありがたい仲間たちがいます。
先日、社員No.000001の大田が携帯からアップしたこの記事にある、ウルトラハイクオリティの料理の腕前を持つ「胃袋救急隊のエミさん」や、釘とかネジとかそーいうものを天井やら壁やらにつけなくちゃならない時に、快く駆けつけてくれる「営繕部長」のノリさん、客先でちょっとした工事が必要な場合などに協力してくれたり、ゴルフコンペで獲得した賞品を我が社で使えるかもと、すぐに思い出してくれるイケイケご夫婦(イケ旦×イケ妻)、毎年忘年会でクルクル回ってくださるカラオケ大将、それを上回る高速回転とついでにお臍まで披露してくださる謎の美人ダンサー、それに甘いものがないと生きられない私以外のスタッフに定期的にチョコレートを支給してくださる「チョコレート配給部長」もいらっしゃいます。

この部長は、チョコレートがなくなって、しばらくすると、「ぎぶみーちょこれいと!」というスタッフたちの心の声を聞きとって、ベストタイミングでゴディバの箱をぶら下げて来訪され、スタッフたちに万歳三唱(くらいの勢いの喜び)で迎えられます。

その「チョコレート配給部長」は、定期的に私の想像を超える遠方へ出張され、楽しいレポートをメールで送ってくださいます。昨日届いたメールの送信元は、ノヴォシビルスク。どこかわかりますか? 私はぜんぜんわかりませんでした。「シベリアの首都」という別名を聞けば、「あー、あーあー、だいたいあそこらへん?」くらいの地理感覚の方、それが私的基準では、正常範囲であります。だいじょうぶまいふれんど。と、私に慰められたことによって、返って不安になった人が、80%くらいの確率で発生したことを確信しつつ先を続けます。


その方のレポートの内容は、ロシア人と日本人の感覚の違いや、かの地で遭遇した「元気な日本の老紳士」(あっちの意味です…どっちって、あっちですってば!)などが面白可笑しく書かれており、今回もクスクスしつつ読み終えた訳ですが、いつも何の気なしに受け取っているこのメールが、北緯55度01分、東経82度56分の遠方(特段緯度経度を出した意味はありません。こう書くと「遠っ!」って雰囲気がするので。雰囲気です。ふーいき)より、文字通り光の速さで届いている事実に、畏敬に近いものを感じました。

一昔前なら、メール不着なんかもあったでしょう。ふた昔前なら、国境を越えたパソ通で、たったA4に1枚分のテキストを送るのにとんでもない時間がかかることもありました。み昔前なら、それこそホテルのフロントに便りを預け、飛行機でそれを運び、本人より遅れてそれが届く時代でした。

インターネット網が、どんなにコミュニケーションを円滑にそしてスピーディにしたか、そしていかに個人が受け取れる情報の量(かさ)を増やしたか…。チョコレート配給部長が彼の地で受けた印象を、その日のうちに共有できるそのすごさに、アナログ時代を知っている私は、人類の英知を思い、これからさらに10年たったとき、言葉を想いをそしてその他の情報を「伝える」技術は、どんな風に発展しているのだろうと、わくわくドキドキしてしまうのです。

農業革命も産業革命も、歴史上のことでした。でも私たちは、情報革命という今を生きています(もはや「生きました」という過去形かも)。世界中の人や情報に瞬時につながることができる道具を手に入れた私たち人類は、その道具を使って、どんな未来を築いていくのでしょう。その先の時代を知ることができる自分の幸運さに、感謝したいと思います。


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2011.06.17 Friday

広告が見たいのにぃ



大変由緒正しきゴルフトーナメントのパンフレットに掲載する広告制作のお仕事をいただきまして、いざ、作ろうと思っても、どんなパンフレットなのか皆目見当がつかないのです。もちろん、サイズとか、色とか、使用するソフトとか、バージョンとか、制作の技術的な情報はあるんです。
お客さまから「こんな感じ」という、あらあらのご指示も承っているんですけどね。けどね、ほら、「実際どんなもん?」ていうのがわからんと、なんかすごく「空気読めてねーな」って感じになってもあれでしょ。大手がずらずらっと、広告主に名を連ねるトーナメントですからね。戦略的に「空気を読まない」ってのはありですが、「読めてない」って結果は痛すぎで、お客さまに申し訳ないことになりかねません。

前はやってたけど、ゴルフやめてずいぶんたつし、トーナメントなんて行ったことないし、まったく未知の世界で、困り果てていたわけです。

みなさんこんばんは、さらりと始めてみましたが、お久しぶりでございます。

で、こんなに有名なトーナメントだから、どっかネットの片隅に、パンフレットのPDFくらい落ちてないかなぁ・・・と探してみた訳ですよ。そしたらあーた、さすがですわ。なんとパンフレットが電子雑誌になっているじゃありませんか。その上有料で販売されているのです。

みつけたのはここ
いつでもどこでも雑誌が読める MAGASTORE

いやー驚いた。ゴルフトーナメントのパンフレットですよ。しかも去年のです。それをお金払って見たいと思う人が世の中にいるのですね。私みたいに。ダウンロードはできずPCかタブレットで閲覧するしかできない電子雑誌で、450円!(高!)払ってもね。私みたいに。

買いました。1分くらい迷ったけれど、MAGASTOREに会員登録までして、買いましたとも。仕事のためなら、お客さんのためなら、エ〜ンヤコラと、購入ボタンをぽちっとしましたとも!

しかし…あれ?あれあれ?
ない!ないんです!あるはずのもの。そのために450円をはらったもの。それがないんです。99ページの中に広告が1つもない! 1ミリ平方メートルもない! 広告ページは全部白紙!!

ああああああ、450円。安い弁当選んだら、買える金額です。「でも味噌汁つかな〜い♪」(「490円」Byさだまさし)電子雑誌、探して買ったら450円 でも広告付かない〜♪←わからない方は、いつものようにスルーしてください。

電子化ってこういうことが起きるんですね。雑誌もパンフも、広告も含めて1冊じゃないんでしょうかね。女性雑誌なんて、広告がなければ本当に薄っぺら。広告から得る情報は、いっぱいあるじゃないですか。夢とか、希望とか、欲とか、気付きとか…。あるいは仕事に役立つことだって(私が雑誌を見る目的は常にこれ)。

プロ野球ニュースで流れる映像から、球場にある看板が映っているのを消そうとする話が、今から15年前くらいにありました(今消えてますか?私テレビを観ないからわからないです。もうとっくに消えているかもしれません)。

私が代理店にいたときは、野球場の看板は「ここはテレビに映りやすい」と営業されるのが普通でした。もともと野球場と言うクローズドな場所に来場する客しか接触しないはずである看板という広告媒体が、中継映像によってマスメディアに流れる。これを、テレビ局が苦々しく思っていたところに、映像のデジタル処理技術が進んで、実現化の動きになったのです。

普通の旅行番組とかでも、街中の看板とか、消したりしてるのかしら。なんと、広告業界も世知辛い。看板をつけているビルの中では、自局の番組の合間のCM見てくれているかもしれないのに。

そのうち、電車の車窓から見える看板も、見せないように、窓が勝手にスモークになったりするのかしら?

と、いつものように、話がずれてきましたが、雑誌は、広告も含めて1冊。それを丸ごとデジタルにするのが、電子化だと、声を大にして言いたい雨の夜であります。

あああ450円…。




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2010.07.26 Monday

ベラのムチは痛いよ!


週末、こんなものを買いました。
見た瞬間、「おお!あなたさまは、私の女王さまの原風景!こんなお姿になられて…」と、ヨーカードーのスポーツショップの処分品ワゴンの中に、投げ置かれていたのをお救い申し上げました。

さて、ここで質問です。このお方は誰でしょう?

眠りの森の美女の、悪い魔女? う〜ん惜しい!
アダムスファミリーのママ?  確かに似てる!

昭和30年代〜40年代前半生まれでないと、絶対わからないキャラですね〜。

この方ですよ、この方!
妖怪人間のベラさま(にキューピーがコスプレしてる)
かーっ!懐かしか〜!
当時、アニメといえば、モーレツあ太郎とか、サザエさんとか、サリーちゃんとか、あっこちゃんとか、リボンの騎士とか、能天気か、ほのぼのか、乙女チックか、ま、平和な世界だった訳で、その中で、異質中の異質の陰なキャラ。

「闇に隠れて生・き・る 俺たちゃよーかーい人間なのさ♪ 早く人間になりた〜い!」(「妖怪人間ベム」byハニー・ナイツ)
の主題歌が、耳に蘇った人は、今度ぜひ一杯やりましょう。

このパッケージを見て、私は、30年来の勘違いに気が付きました。いや、正直に生きよう…「40年来」の勘違いに気が付きました。
え、タイトル名「妖怪人間ベム」なの?「妖怪人間ベム・ベラ・ベロ」じゃないの?ベム限定、ベム代表?ベラとベロは、ベムと仲間たち扱い?? ええ〜、信じらんない。

ベムと言うと、あの帽子かぶっている、地味なキャラですよね?

これこれ、この人。
精神的にも肉体的にも、一番強いし、存在感はあるけれど、3人の中では、一番無口で、落ち着いているというか、なんというか…そう、いぶし銀の役回りだったと記憶しています。

タイトルが、「妖怪人間ベム」ってことは、ベムが主人公ってことなんですね。今日の今日まで知りませんでした。

もうひとつ驚いたのは、今回これをネタにブログを書こうとちょいと調べたら、このアニメが、日本の作品だったということ。ずっと、テレビ東京の「まんがキッドボックス」で観ていたと思っていましたが、フジテレビで放映されていたようです。原作・脚本 - 足立明、演出 - 若林忠生、キャラクターデザイン - 若林忠生、作画 - 森川信英と、陣営の中心は日本人、制作は、第一動画という韓国の会社が担当したため、あの無国籍風の雰囲気が実現したとか。と、wikipediaから仕入れたばかりの知識をひけらかすと同時に、自分の知識のなさもひけらかしてみる。

さて、3人の中で、あえていうなら、このキャラが主人公に違いない!
と思っていたのがこれ。

赤い全身タイツのベロちゃん。

「おいら…おいら、さみしくなんかないさ。ともだちなんていらないさ」とか強がって、ベラに抱きしめられていた少年妖怪キャラです。

私、このアニメ、大好きでしたよ。ほんと、手に汗握って毎週ドキドキしながらも楽しみに観ていました。
もちろん、ピンクのビニール製の縄跳びを手首に巻いて、「ベラのムチは痛いよっ!」とやっては、近所の遊び仲間に「わ〜」と逃げられていたのは言うまでもありません。

ただし、当時、こどもたちに絶大な人気があったかどうかは、微妙なところ。女の子の友だちと「あっこちゃんごっこ」をした思い出はあっても、「妖怪人間ごっこ」をやった記憶はありません。ベラ役をやるのは、いつもひとりVS大勢の男子の時でした(←当時から女王さま?)。

そんなキャラを、あえてキューピーのコスプレに選んだ担当さんの勇気に、感服です。

たとえ、このストラップが、発売当初525円、次いで2つで499円、最後に1つ99円の投げ売りになって、やっと私のような、物好きに買われたとしても、「え〜!ありえな〜い!」という驚きを与えるのが、こうした商品の最大の役目。
今後も、存分にそのチャレンジャーぶりを発揮していただきたいと思うのであります。

しかし、このドレスアップキューピーも、すごいバリエーションですね(以下赤文字を押すと楽天のお店に飛びますが、イッツとは何のかかわりもありません。アフィでもありません)。
アニメキャラはもちろん 
時代劇とかご当地ものとか食べ物シリーズとか季節ものとかこ…これはアウトじゃないかと…しかも、顔ちょっと変。純正じゃないよね?よね?)

もはや出尽くした感はありますが、
「あきらめるんじゃないよ!」(byベラ)



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2010.07.22 Thursday

負け試合の総括


昨日、高校野球の地区予選を観に行きました。
平日なんですけどね。色々仕事もいっぱいなんですけどね。そんなことしている場合じゃないのは、重々承知なんですけどね。しかも、「都心で2年ぶりの猛暑日。関東で、熱中症などによる死者5人」という暑さだったんですけどね。
3連休・3連投(3出勤)でしたので、「ま、あれだな、言ってみれば、代休?」と自分に言い訳しつつも、語尾が上がっているあたりが、確信のなさを物語っている、そんな心理状態で千葉マリンスタジアムで、球児たちの文字通り「アツい」夏を観てきました。

県立浦安高校VS学館浦安高校の地元対決です。

猛暑日の球場は、あち〜のなんのって、その暑さたるや「筆舌に尽くし難し!」。あえて書くなら、毎秒ごとに溶けていく自分が、実感できる暑さでした。日が傾きかけたとはいえ、プレイボールは午後3時、スタンドの気圧配置は、1塁側概ね日影、3塁側ほとんど日向。地元なので、どちらの高校もがんばって欲しい気持ちはあるのですが、息子の出身校という縁もあり、私は、日向の多い、3塁の学館浦安側のスタンドで、全身の毛孔から色んなものを蒸発させながら、声援を送りました。

試合結果は、5対3で県立浦安高校の勝ち。巨人の主力選手の名前を聞かれたら、地元出身の阿部慎之助選手しか挙げられないほど、野球知識が乏しい私でも、わかる「いい試合でした」。

両校とも、33打数12安打、どちらの投手も好投で、ノーエラーの固い守り、確かファインプレーも1つずつありました。勝敗を分けたのは、5回に浦安高校が放ったホームランということになるでしょうか。

ホームランを打った、打たれたは、すなわち実力の差ということになるのでしょうが、同じように青春を野球にかけて、がんばってきたチームに、「実力の差」をつきつけるのは、あまりに酷。そういうとき、日本人は、とても上手な総括の仕方をします。「運が悪かった」、「あのホームランさえなければ」、あるいは「相手が強かった」などと対戦相手を称えたりもします。
それを受ける方も、実力の差であることは重々承知しながら、相手の思いやりを受け取って「ありがとうございます。自分の力不足です。」と答える訳です。

スポーツに限らず、ビジネスの場面でもこうしたやりとりが、よくみられます。
しかし、ビジネス界では、そうした日本の、高度なコミュニケーション文化を、「甘い」とか「現実逃避」と一刀両断して、「だから日本はだめなんだ」論が幅を利かせていた時期がありました。現在でも、例えばプレゼンで負けた場合などに、「敗因を徹底究明すべき」と、何が悪かったのか、レポートを出させたりしている組織も多いでしょう。

しかし、そうしたやり方が、チームのモチベーションを一気に下げてしまう場合があるので、注意が必要です。

きちんとプロジェクトを掌握しているリーダーならば、そのチームの頑張りは、良くわかっているはずです。もしも、これ以上ないくらいに、そのチームが全力でそれにあたったのだとしたら、「何が悪かったのか」、「何が足りなかったのか」というマイナスな思考回路でものを考えることよりも、まずは、全力で頑張ったことをことを称え、そのうえで、「何ができたのか」、「もっとできることはなかったか」という視点で、考えてみることをおすすめします。

仕事ですから、「がんばる必要はない。結果を出せばいい」のは、わが社でも大前提にあることですが、ビジネスは、全てが理屈で成功するものではありません。プレゼンで負けた理由が、先方の役員とコンペ相手の企業の担当者が、たまたま同郷だったとか、パワーポイントのバックの色が偶然にも社長の新車の色と同じだった。なんてことで決まってしまうこともあります。

全力を出しつくしたならば、それはそれ。振り返って、無理やりにでも「ダメだったところ」を探すより、チームが成長する良いチャンスをいただいたと総括して、次につなげる方が、建設的な時間の使い方なのではないかと思います。

また、プレゼン先の担当の方に、「うちのどこが悪かったのでしょう」と聞くのも、あまり良いコミュニケーションとはいえません。「どこが悪かったか」と聞かれれば、必ず「悪いところ」を探します。断るという行為は、誰だってしたくないものです。自分を正当化するためにも、喜んで「ここが足りない」、「ここが悪い」と、マイナス点を数え挙げ、それを同僚や上司にも話します。結果として、先方に、マイナスのイメージをあえて焼きつける行為になりかねないのです。

聞くのなら「今後の参考にしますので、うちのプレゼン内容で、評価していただける部分がひとつでもあれば、教えていただけますでしょうか」とたずねることをおすすめします。すると、担当者は、良いことを見つけながら、「この会社も結構頑張ってくれたのにな、ちょっと悪かったかな」という心理状態になるはずです。相手が挙げない部分が、悪かったところ、足りなかったところと、理解すれば良いでしょう。


日本のコミュニケーション文化は、世界一高度だと私は信じています。
高校野球に話をもどすと、学館浦安がどうだったかは知りませんが、多くの場合は、試合後のインタビューで、監督が「選手たちは良く頑張った。全ては私の責任」といい、投手が「あの一球がくやまれる」と自分を責め、捕手が「選球が悪かったかもしれない」と言い、野手が「チャンスで打てなかった」と言い、あげく応援団までが「気持ちを届けることができなかった」と反省したりします。もっとインタビュー対象を広げたら、マネージャーが「お茶の冷えが足りなかった」とか、選手A母は「お弁当にカツを入れれば良かった」とか、選手B祖母は「やっぱり前の日に墓参りに行けば良かった」、学校の売店のおばちゃんは「私も応援に行けば良かった」など、揃いも揃って自分にもっとできることがなかったか、探そうとするんじゃないでしょうか。
もっとも大切な「チームの和」を保つには、非常に重要な総括のあり方だと思います。

うわ〜!高校野球をネタに軽く書くつもりが、なんだかコンサル的なお話になっちゃいました。いつもこんな話ばっかりかと、期待されちゃ困ります。基本、鈴木は、ほら、イチ!ニッ!サンの線なので、おバカ話や駄文も登場します。そっちの方を乞うご期待!!


ところで、観戦中、私の体から蒸発してった「何か」、謂わば「鈴木ガス」は、
二酸化炭素、メタン、フロンなどと同様の温室効果ガスの一種に違いないと思う人は「賛同」クリック!
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2010.07.12 Monday

真っ赤に燃え〜た♪



「真っ赤に燃えた〜太陽だぁぁんからぁん♪」

はなから、濃ゆくてスミマセン。

「かすみ草のような」とか、「儚げな」とか、「さみしげな」とか、「憂いを帯びた」という種類の修飾語とは、全く縁のない、悲しいくらい「濃ゆい」キャラの株式会社It's 代表取締役、鈴木と申します。美空ひばりのナンバーを良く歌います。「人生一路」を社歌にしてやろうかと思っています。
ちなみに、女性です。「女社長」と良く紹介されます。

例えばこんな風に…

紹介者「こちら、前に話していた株式会社It'sの女社長の鈴木さん」
私の心の声「(いや、だから、女社長と言わなくてもわかるでしょ。目の前でスカート履いて立ってんだから)」

世の中では、「女性起業家」とか、「女社長」とか「女性弁護士」とか「女性建築士」とか、はたまた「女医」とか「女教師」とか、なぜか女性の場合のみ、性別の冠をつけて呼ばれる職業がありますが、なぜなんでしょうね。「男社長」や「男医」なんて言わないのに…。

社長とか、スペシャリストとか、先生と呼ばれる仕事などは、かつて、様々な社会的条件により女性人口が極端に少なく、そういう職業に就いた女性は、「女だてら」と言われた時代がありました。その名残がいまだにあるんでしょうが、「もうやめようよ」と思う時が、しばしばあります。だって、もはやそんなに珍しかないですから。

ここで、みなさん、一斉に突っ込みをどうぞ。

(せーの!)
「じゃなんで、はじめに自分から性別を明らかにすんだよ!」
(ご協力ありがとうございます)

それはですね。まず、私は、こ〜んなに女らしいのに(って見えないですが)、ときどき、いや、しばしば、「女性として認識されてないんじゃねの?」と思う場面に出くわすからです。絶対に女性らしさより男気を期待されている場面が多い。飲むと私を「オヤジ!」と呼ぶお客さままでいらっしゃいます(実際オヤジなんですけどね)。それはそれでうれしいんですが、読み手にとって、ある程度書き手のキャラがわかってた方が、わかりやすいですし、ま、あんまり機会もありませんので、一応女であることを、空しくここに宣言したいと思います。

さて、長い前置きになりましたが、なぜか、ブログがはじまりました。
オフィシャルサイトをもう何年も放置しているのに、なんで今ブログなんでしょ。色んな納期もどんどん迫ってきているのに、どうして、このタイミングでブログ?「物事には、優先順位ってもんがあるんじゃないですかっ?」
はい、その通り、返す言葉もございません。オフィシャルサイトの作品集でご紹介すらできていないお客さまもたくさんあるのも重々承知しております。

実は、明日、とある客先で、ブログを使用して、デモをしなければならず、とりあえず、テンプレートを替えたり、テストで更新してみたり、そんな作業が必要になり、弊社サーバーに無料でついているjugemを開けてみた訳です。

で、どうせ開けるなら、このままブログ開けちゃうか?ずっと開けたいと思っていたし…ということで、急きょのブログスタートとなりました。こういうものは、思い立ったが吉日、瓢箪から駒、鉄は熱いうちに打て、成せばなるなさねばならぬ何事も、千里の道も一歩から、「プロポーズの理由? まぁ、はずみみたいなもんですよ。ははは」…なんだか全然違う方向にいっているので、このあたりでやめておきます。

なんの会社か、どんな人間が働いているのか、謎ばかりですが、徐々にその全容を明かしてまいりたいと思います。


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